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医療法人 永健会

内科・消化器内科・糖尿病内科・リウマチ科
小児科・訪問診療

治療方針treatment policy

2型糖尿病(DM)

2型糖尿病の治療においては、食事の管理と適度な運動がとても大切です。
間食を避け、炭水化物(主食)を減らし、毎日少しずつ継続的に運動をしましょう。
その結果、体重が減り血糖値が改善すれば、薬物治療を避けることができます。

しかし、食事療法と運動療法でもHbA1cが7.0%未満に至らない場合には、
糖尿病による合併症(腎症・網膜症など)を防ぐために、薬物による治療が必要です。

当院では、「効果が高い・値段が安い・安全性が高い」薬剤を優先して使用しております。

有効性が高く、世界中で評価されているビグアナイド薬(メトホルミン、商品名:メトグルコ)と、
日本人で特に有効性が高いDPP-4阻害薬を優先して使用しております。

ビグアナイド薬とDPP-4阻害薬でも十分にコントロールされない場合には、
 ・体重減少効果があるSGLT2阻害薬
 ・食後の血糖値を低下させるα-GI・グリニド薬
 ・DPP-4阻害薬よりも強力なGLP-1作動薬(注射)
などを使用しております。

これらの薬剤でもコントロールされない重症例では、インスリン(注射)を使用します。

当院の各薬剤の使用率(計238名、2018年9月時点)


各薬剤の使用率の経時変化


ビグアナイド薬とDPP-4阻害薬をしっかりと使用することで、
多くの患者さんの血糖値が良好にコントロールされております。

当院の2型糖尿病の治療成績(一般的に、夏場は冬場よりも血糖値が改善します)
平均HbA1c 6.89%(薬物療法中の計238名、2018年9月時点)



当院の糖尿病診療は「院内処方」「当日の結果報告(血糖値、HbA1cのみ)」「待ち時間を極力少なくする」
など、可能な限り受診に負担がかからないよう配慮しており、それに伴って受診患者数も増加しております。


今後も、地域の糖尿病患者さんに、適切な糖尿病診療を提供してまいりたいと思います。

また、当院では済生会川口総合病院などの近隣の高度医療機関と連携を行っております。
重症例や糖尿病の教育入院が必要と判断される患者さんは、高度医療機関へご紹介いたします。

すでに前医で治療中の患者様で当院におかかりになる場合には、紹介状をご準備下さい。


        

高血圧の管理・治療

☆家庭血圧測定の重要性
 これまでは、診察室で測定する血圧を用いて治療の必要性を判断していましたが、血圧は季節、時間帯、活動性など様々な要因で変化します。そのため、診察室で測定する血圧のみで治療の必要性を判断するのは不十分であり、家庭血圧(朝・夜の1日2回)の推移をみて治療の必要性を判断することが大変重要です。
 当医院では、自宅での家庭血圧測定が可能である患者様に対しては、血圧手帳をお配りし、家庭血圧の値をもとに治療の必要性を判断して参ります。

☆治療における食事・運動療法の重要性、薬物療法継続の重要性
 一部の患者様では、食事・運動療法を徹底することで、血圧が正常化することがあります。
 塩分の摂取量に気を配り、運動して体重を落とすことで、降圧薬を飲まずに済んだり、降圧薬を減量・中止できる場合がありますので、ぜひ食事・運動療法を実践して頂きたいと思います。

 食事・運動療法を実践した上で、高血圧が改善しない場合には、降圧薬による治療を開始します。

 しばしば患者様より「高血圧の治療を開始したら、一生薬を飲まないといけませんか?」と質問されます。

 最も重要なことは、血圧を正常値内に治めることですので、食事・運動療法のみでは不十分である患者様は、降圧薬の治療を開始し、降圧薬を継続することで正常血圧を維持することが大変重要です。正常血圧を維持することで、将来の脳卒中・心筋梗塞・腎臓病などの危険性を軽減させることができます。

 現在、降圧薬の進歩は目覚ましく、配合剤を使用するなどの工夫で、少ない錠数でも良好な血圧コントロールを得ることができます。血圧が高い患者様は、放置することなく医師までご相談ください。

☆治療薬の選択
 2014年に発表された高血圧治療ガイドラインによって、エビデンス(科学的根拠)に基づいた治療薬の使用が推奨されております。当院では、最新の医学的知識に基づいて、最良の高血圧治療薬を選択することをお約束いたします。
 また、高血圧の治療は継続的に続くものですので、患者様の経済的な負担が最小限に抑えることができるような薬剤を選択してまいります。

医療法人 永健会 仁愛医院

〒332-0015
埼玉県川口市川口3-2-1-102
TEL 048-251-5501