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医療法人 永健会

内科・消化器内科・糖尿病内科
リウマチ科・訪問診療

治療成績treatment Results

糖尿病

当院の糖尿病の薬物治療は「効果が高い・値段が安い・安全性が高い」薬剤を優先して使用しております。

糖尿病の基本病態であるインスリン抵抗性の改善を図るビグアナイド薬(メトホルミン、商品名:メトグルコ)を標準治療薬とし、その次に、日本人で特に有効性が高いDPP-4阻害薬を優先して使用しております。
ビグアナイド薬とDPP-4阻害薬でも十分にコントロールされない場合には、
 ・体重減少効果があるSGLT2阻害薬
 ・食後の血糖値を低下させるα-GI・グリニド薬
 ・DPP-4阻害薬よりも強力なGLP-1受容体作動薬
などを使用し、低血糖や体重増加などの懸念があるSU薬やインスリンは可能な限り使用を避けております。

【当院における各薬剤の使用率の経時変化】


【当院における糖尿病の治療成績】
平均HbA1c:6.74%(薬物療法:計430名、2024年9月時点)


関節リウマチ

当院には、内科系リウマチ専門医が3名在籍しており、リウマチ専門施設と同様の外来診療を提供しております。

経口薬の中で有効性と安全性のバランスが最も良いとされるメトトレキサートを中心に、様々な抗リウマチ薬が当院で使用可能です。また、経口薬で効果が不十分である場合に、生物学的製剤、分子標的治療薬の新規治療薬も当院で治療を受けることができます。

【関節リウマチ(2024年10月時点)】
患者数:198名
平均年齢:64.5歳
平均罹病期間:10.3年
メトトレキサート投与率:70.1%
メトトレキサート平均投与量:8.4mg/week
生物学的製剤投与率:32.6%
グルココルチコイド投与率:8.6%
グルココルチコイド平均投与量(プレドニゾロン換算):3.2mg/day

ADA:ヒュミラ® ETN:エンブレル®、エタネルセプト® GOL:シンポニー® CEZ:シムジア®
OZA:ナノゾラ® TCZ:アクテムラ® SAR:ケブザラ® ABT:オレンシア® JAK:JAK阻害薬

2022年以降は、7割以上の患者様が寛解状態を維持しております。
(2021年は、コロナの影響で患者調査を行っておりません)
(2024年のデータは、現在解析中です)

医療法人 永健会 仁愛医院

〒332-0015
埼玉県川口市川口3-2-1-102
TEL 048-251-5501